ブログをご覧の皆様こんにちは。
名古屋大須の靴修理ラジアン名古屋店です。
12月も後半突入という事で、皆さん忙しい時間をお過ごしでしょうか?
この間2024年になった気がしてたのにもう2025年。
毎年の事ながら、時が過ぎるのは恐ろしく早いですね。。。
さて、今日はレッドウイングのベックマン の修理事例をご紹介。
ベックマンのカスタマイズの中でも人気メニューの、フラットボックスカスタム。
ソール交換時につま先の芯を取り除き、品番9060のベックマンフラットボックスのような仕様に変えてしまうカスタマイズです。
なぜわざわざ抜くの?と感じる方も多いと思いますが、抜いてつま先のシルエットを低くスッキリさせる事により、見た目がまるっきり別のブーツに仕上がるんですね。
ここ数年は色んなブーツメーカーからナローシルエットのトゥのブーツが出ていますが、そんな感じの雰囲気に変えてしまおうっていうカスタマイズなのです。
そんなフラットボックスカスタム、作業の工程上ソール交換がセットになるのですが、どういった仕様にするかで当然雰囲気も変わります。
インスタグラムやブログでも色んな仕様を紹介しておりますが、今回は一番オーダーが多いミッドソール無しのスッキリ仕様で比較してみます。
比較するソールはビブラム700とビブラム430。
基本、似た雰囲気に仕上がるソールなので、他のブーツカスタムの時もこの2種類で悩まれる方が多いかもしれません。
そんなに大きな差ではないのですが、今後のソール交換の参考にして頂ければと。
レッドウイング・ベックマンのフラットボックスカスタム・ビブラム430バージョン
レッドウイングベックマン・フラットボックスカスタム・ビブラム700バージョン
如何でしょう?
そうです、底面のデザイン以外は、見た的に殆ど同じなのです!
特に写真だと分かりにくいかもしれません。
ですが、ビブラム700と430ではソールの厚みに1mmの差があります。
この1mmの差が、実際に見比べると違いがあって、430の方がスッキリとした見た目になります。
700の方がワークブーツっぽさを残した雰囲気でしょうか。
どちらが良いというのは正直ありませんが、少しでもドレス寄りのイメージに仕上げるのであれば430、ワークブーツっぽさを残した雰囲気にするのであれば700といった感じでしょうか。
まあ、これぐらいの差になってくるとオーナー様の自己満足の世界なのかもしれませんが、この辺を考えるのもブーツカスタムの面白さではないでしょうかという事で、今回記事にしてみました。
もちろん、下の記事みたいに全く違う仕様にするのも全然ありだと思いますので、是非スタッフまでお気軽にご相談下さい!
費用や納期の目安
レッドウイング ・ベックマンのソール交換費用や納期については、こちらのページでご案内しております。
掲載メニューは一例なので、詳細はLINEやメール、電話などでお気軽にお問い合わせ下さい!