ブログをご覧の皆様こんにちは。
名古屋大須の靴修理ラジアン名古屋店です。
10月に入り、だいぶ涼しくなってきましたね。
今日の朝なんかは結構肌寒くて、軽い羽織りじゃ寒いぐらいでした。
という事は、夏の間しまっていたブーツを引っ張り出してきた方も多いのではないでしょうか。
そんな衣替えのタイミングでご相談が多いのが、ソールの加水分解症状。
履こうと思って出したら、ソールがボロボロ崩れてた!ってケースですね。
当店で多いご依頼ですと、レッドウイングのベックマン、ブランドストーンのサイドゴアブーツ、あとはニューバランスでしょうか。
今日はその中から、ブランドストーンのソール交換修理をご紹介。
ソールが加水分解してしまったブランドストーン
こちらは今回のブーツではないのですが、加水分解が起こると、こういった感じで亀裂が入ったり、部分的に崩れてきます。
正直、これはまだまだ状態が良い方で、進行すると中が空洞になってしまうぐらい崩れてたりします。
初期段階はまだ履けますが、進行すると履く事自体が困難なので、諦めて捨ててしまったという声もよく聞きます。
メーカーの純正修理は行っていないので、ソール交換自体が出来ないという認識の方も多いようです。
でもご安心下さい!
構造を変える事によって、ビブラムソールでの交換が可能なのです。
マッケイ製法orブラックラピド製法によってしっかりと修理致しますので、せっかく味が出たり足に馴染んだブーツを、修理しながら履き続けられるように生まれ変わります!
今回は同じオーナー様から2足のブランドストーンをお預かり致しましたので、完成後をご覧下さい。
ブランドストーンをビブラムソールでソール交換
アウトソール:ビブラム430
ミッドソール:3mmレザー
ブラックラピド製法
アウトソール:ビブラム2060
ミッドソール:3mmレザー
ブラックラピド製法
ブラックの方は、ビブラム430ソールで頑丈かつワークブーツっぽいシルエットに。
バーガンディの方は、軽量でクッション性の良いビブラム2060ソールで、オリジナルの履き心地を維持しつつも、レザーウェルト&アウトステッチでカスタマイズ。
ブラックラピド製法はアウトステッチが入りますので、ブーツの面構えがグッと良くなります。
どちらもとっても良い雰囲気に仕上がったのではないでしょうか。
他にも色んなバリエーションがありますので、良かったら下記ブログも参考にしてくださいね。
費用や納期の目安
ブランドストーンのソール交換費用や納期の目安はこちらのページでご案内しております。
掲載メニューは一例なので、詳細はLINEやメール、電話などでお気軽にお問い合わせ下さい!