こんにちは。名古屋市中区の靴修理ラジアン名古屋店の清水です。
今日はレッドウイング・スーパーソールのソール交換事例の紹介です。
スーパーソール 、ちょっと前にまた発売されたみたいで話題になってましたね!
スーパーソールはレッドウイングオリジナルの特殊なソールの事で、他のレッドウイングの構造とはちょっと違う構造になってます。
とても頑丈なソールなのですが、素材が発泡ウレタンなので日本の高温多湿な気候で長期保管していると、加水分解を起こしてしまう事があるようです。
レッドウイング・スーパーソールのソール交換修理前
スーパーソールといっても色んなパターンがあるようで、今回お預かりしたブーツはスーパーソール2.0というソール。
2層構造になっていて、油や化学物質に強いガチのワークブーツ向きのソールのようです。
良く見るとソールに亀裂が入っていますね。
この中は発泡ウレタンなのですが、ボロボロに崩れておりました。。。
レッドウイング・スーパーソールのソール交換修理後
革ウェルトへ交換しました
スーパーソールは構造上、ソール交換修理をするためには、ウェルトというパーツから交換する必要があります。スーパーソールモデルのウェルトは樹脂製のパーツに対して、当店で交換修理をする場合は、アイリッシュセッターなどと同じように革のウェルトへ交換(リウェルト)します。
今回もウェルトから新しく交換し、アウトソールはビブラム100ソール縫い付けで仕上げました。
ウェルト交換する事でスーパーソールも修理可能
ウェルトから交換する事により、他のレッドウイングと同じ構造に生まれ変わったので、
次回からは他のレッドウイング 同様の修理が可能になりました。
加水分解を起こす心配もないので、これからまたガシガシ履いていただけます!
スーパーソールの修理については、以前動画でもお話ししておりますので、
気になる方は見てみて下さいね!
費用や納期の目安
レッドウイングのソール交換修理の費用や納期の目安は、コチラのページにて解説しています
※今回のスーパーソール はウェルト交換費用が別途発生します。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。