ブログをご覧の皆様こんにちは。
名古屋大須の靴修理ラジアン名古屋店です。
今日は、人気メニューのフラットボックス加工の比較をしてみたいと思います。
ちょうど同じタイミングで、レッドウイングのベックマンとブラックスミスのフラットボックス加工が仕上がりましたので。
まず簡単にご説明致しますと、フラットボックス加工とは、靴のつま先に入っている芯を抜いて吊り込む事によってナローでスマートなトゥに変えてしまうというカスタムになります。
こちらはオリジナルのベックマンのトゥ。
見ての通り、少しポッコリしたシルエットですね。
ブラックスミスは写真無いのですが、ベックマンと同じ木型で作られているので、ほぼ同じ感じです。
先芯を抜くことで、このポッコリ感を変えてしまいましょう!というカスタムになります。
という訳で、それぞれの完成形はこんな感じになりました!
目次
レッドウイング・ベックマンのフラットボックスカスタム後
ビブラム700・ミッドソールなし・積み上げ1枚・700ヒール
レッドウイング・ブラックスミスのフラットボックス加工後
ビブラム430・ミッドソール無し・積み上げ無し・430ヒール
どちらもミッドソール無しで、ボリュムを抑えてスマートに。
つま先は、加工前と比べると低く変わっているのが分かるかと思います。
ポッコリ感が無くなる分、少々のドレス感がプラスされていて、同じ靴なのに全然違う雰囲気に仕上がります!
ベックマンはライニングがレザー、ブラックスミスはツイル生地なので、ブラックスミスの方がよりソフトな感じに仕上がってます。
こんな感じで、先芯抜きは雰囲気をガラッと変えれるカスタムになります。
ベックマンやブラックスミスを履いてるけど、トゥのポッコリ感が気になるな〜なんて方や、どうせソール交換するなら、ガラッと雰囲気変えてみよっかな〜なんて方、ご相談お待ちしております!