ブログをご覧の皆様こんには。
名古屋大須の靴修理ラジアン名古屋店です。
最近、当店ではリックオウエンスのご依頼がジワジワ増加中!
そのほとんどが靴底に削れにくいラバーソールを取り付けて補強する「ソール補強」のご依頼です。
今回の記事では、そんなソール補強の受付時によく耳にする
「白ソールと黒ソール、どちらで補強するのがオススメ?」
というご質問についてお答えできればと思います。
同様の補強はフラットなスニーカーならリックオウエンス以外でも可能ですので、
ソール補強の色にお悩みの方にも参考になるよう紹介させていただきますね。
作業前の状態
今回はリックオウエンス・ダークシャドウのダブルバンパーを別々の方から1足ずつお預かりしました。
靴のサイズは異なりますが、どちらも新品状態です。
ソール補強は履き込まれた状態からでも作業可能ですが、
ダメージの少ない状態でご依頼いただいたほうが修理箇所が少なくて済むので
結果として綺麗な仕上がりになりやすいです。
ソール補強をご検討の方がいらっしゃいましたら是非お早めにご相談くださいね。
それでは仕上がりをご覧ください!




作業後の状態
ソール補強後の状態がこちら。
どちらもVibram342ソールでの補強となりますが、
向かって左はVibram342(白)、右がVibram342(黒)での加工例です。
色が違うだけで厚みなどは同じですが、靴の印象やソールの厚み感まで少し違って見えますね。




それぞれのメリット・デメリット
〈Vibram 342(白)〉
白いソールで補強する最大のメリットは「純正仕様に近い仕上がりになる」という点。
初めのうちは白の色味の差が多少目立つというデメリットはありますが、
履き込んで使用感が出てくると少しずつ馴染んでくるようです。
店頭にお越しいただければ見本もありますので、色味の差など当てがって確認していただくことも可能ですよ!
お気軽にお声掛けくださいね。



〈Vibram 342(黒)〉
黒いソールで補強するメリットはいろいろありますが、
「着用時には影と同化して目立たなくなる」という点が個人的には大きいように思います。
ほかにも「アッパー(靴本体)の黒色に合わせたい」「底面が黒の方が引き締まった印象になる」など理由で黒ソールをお選びいただくお客様もいらっしゃいますし、「黒は汚れが目立たないから」と手入れのしやすさでお選びになるお客様も少なくありません。
白ソールとは違って足を組んだりした際に黒い靴底が見えてしまうというデメリットはありますが、
それでも当店だと体感6〜7割くらいのお客様が黒をお選びになっている印象です。



白ソールも黒ソールも見た目に関するメリット・デメリットはありますが、
どちらも減りにくい素材なので摩耗対策には高いパフォーマンスを発揮してくれます。
また、ギザギザとしたラバーは雨の日に滑りにくい点も魅力ですね。
ソール補強の際は仕上がり時の見た目だけでなく、
経年による使用感や普段の服との合わせ方などをイメージしていただくと、
より満足感のある修理になるかと思います。
ご不明な点などありましたらお気軽にご質問くださいね!
RADIAN名古屋のスニーカーのソール補強は宅配でもご依頼いただけます。
お気に入りの1足を手に入れた際には是非ご検討くださいませ。
それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!
費用や納期の目安
ソール補強の費用や納期については、こちらのページでご案内しております。
掲載メニューは一例なので、詳細はLINEやメール、電話などでお気軽にお問い合わせ下さい!
