ブログをご覧の皆様こんにちは。
名古屋市中区大須の靴修理ラジアン名古屋店です。
今回は名古屋店でご依頼をいただくことが多い足袋シューズの裏張り補強をご紹介します!
裏張り補強はソールの寿命を伸ばすだけでなく、滑り止め対策にも効果的な靴修理の定番メニュー。
お気に入りの靴がありましたら是非ご検討いただければと思います。
それでは、まずはお預かり時の状態からご覧ください。
足袋シューズ 裏張り補強前


今回ご依頼いただいたのはこちらの足袋シューズ。
黒いスムーズレザーに白いペンキを塗りたくったようなマルジェラらしい一足です。
表面の白い塗料は履きこむうちに少しずつ剥がれて地の色が見えてくるということで、
経年変化が分かりやすい点も革靴好きとしてはそそられるものがありますね。
靴底を見ると少しも削れていない新品の状態でした。
裏張り補強は履き込まれた靴でも作業可能ですが、新品などなるべくダメージが軽いうちに作業した方が余分な修理工程が少なくて済むぶん自然な雰囲気に仕上がりやすいですよ!
今回はソール側面の色に合うように黒いラバーをお選びいただきました。
それでは完成後をご覧ください!
足袋シューズ 裏張り補強後




今回はスタンダードな約1,8mm厚のラバーをカレンダータグが残るように取り付けました。
ラバーの色や種類は他にも取り寄せ可能なものがありますので、ご希望のイメージなどありましたらお気軽にご相談くださいね。
なお、今回はカカト部分の補強はしませんでしたが、ご希望の場合にはこちらも補強可能です。
基本的にカカトは摩耗するたびにパーツ交換で直せる部分なので補強の必要性は低いですが、
ラバー補強の安心感や、より良いグリップ感などご希望の場合はお気軽にお申し付けください。
ご依頼いただきありがとうございました!
費用や納期の目安
婦人靴の裏張り費用や納期については、
こちらのページでご案内しております。
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