【ベロ(タン)の修理】レッドウイング・アイリッシュセッター

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今回はベロの革の交換のご紹介となります。



当店でもあまり依頼が来ない修理ですが、せっかくなので紹介させて頂きます!



修理前の写真が撮れてなくてすみません。
靴から切り取られた後の無残なタンの写真はコチラ↓↓↓



革がパリパリになっていて、また上側は厚みが薄くなってしまっていました。破れる一歩手前という感じですね。新しい革を取り付けた後の写真はこちら。


今回の修理方法では見た目はオリジナルとは変わってしまいますが、ハトメを外す必要がないので費用を安く抑えることが出来ます。



ハトメ付近のアップ写真はコチラ。



全体像はこちら。(右側が今回修理したものです)


左側(右足)も実は以前ベロの補修を同じように修理しました。元々の革の質感に比べるといい感じにアッパーに馴染んでいるかと思います。



注意点としてはどうしてもアッパーと全く同じ色の革は準備できないので、色目に違いが出てしまいます。



ですが、紐を通してしまえばそこまで目立たないですし、履き込めば履き込むほどだんだん馴染んでくると思います。ということで今回は少し珍しい修理のご紹介でした。


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