履き込まれたマーガレットハウエルのソール交換修理

ブログをご覧の皆様こんにちは。

名古屋市中区大須の靴修理ラジアン名古屋店、清水です。

 

早速ですが、今日はマーガレットハウエルの短靴のソール交換修理のご紹介です。

目次

マーガレットハウエル・ソール 交換前

ベーシックな黒のプレーントゥ。

解体したところ、グッドイヤーウェルト製法ではなくハンドソーンウェルト製法だったので調べてみたら、

マーガレットハウエル×ぺグマンとのコラボモデルのようでした。

ペグマンはオールデンの輸入代理店さんが展開していたブランドで、たしかハンドソーンウェルト製法を主に採用していたと思うので納得です。

 

状態はというと、ご覧の通り色んな箇所にダメージが出ている状態でお預かりしました。

アッパーは擦れて退色し、ライニングやインソールは破れ、ソールも減っています。

そして今回の靴で一番大きなダメージがこの部分に。。。

一見何とも無さそうに見えますが、

「すくい縫いの糸が切れて、穴が千切れてしまっている」という状態でした。

 

すくい縫いとは、アッパーとウェルトを縫っているステッチの事で、とても大事な部分です。

このステッチが広範囲で切れると、ソールの剥がれにつながります。

こちらの靴は、ソールの剥がれが起きた時に応急処置的に接着剤でつけた跡がありましたが、

瞬間接着剤のように硬化するタイプの接着剤だったので、

すくい縫いの穴付近がバキバキに硬化して割れてしまい千切れてしまっている、という状態でした。

 

千切れてしまって欠損していたりすると、ソール交換しようにも縫い直せないため、

ウェルトも外してその部分から手を加える必要があり、大手術となります。。。

 

が、そんな大手術の甲斐があって、シャキッと復活致しました!

修理完了後の状態をどうぞ↓↓↓

マーガレットハウエル・ソール交換後

アウトソール:ビブラム2055

ミッドソール:3mmレザー

 

どうでしょう。ビフォー画像と比べると、かなり復活したのではないでしょうか!?

  

問題だったすくい穴付近は、革を継ぎ足した上で新たなウェルトを縫い付け、今後のソール交換も問題ないようにしっかり修理。

継ぎ足し跡はどうしても見えますが、ソールとの境目付近なので履いている状態ではほぼ見えません。

その他のライニング、インソールの破れもしっかり修理し、仕上げに磨いてメンテナンス。

乾燥して退色していましたが、キメの細かい良いレザーだったのでサッと磨くだけでも見違えるほど復活しました!

 

ここまでの修理内容だと結構高額になってしまいますが、

お気に入りの靴や思い入れのある靴であれば、費用がかかっても修理したいという方は多いのではないでしょうか。

 

同じような状態でお困りだった方は、お気軽にラジアンまでご相談下さい!

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